いよいよ登場する次世代機、Nintendo Switch 2。スペックが大幅に向上し、画面も大きくなってワクワクが止まらない反面、高価なハードウェアを前にして「画面の保護はどうしよう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「保護フィルムは本当に必要なのか」、あるいは「元々貼ってあるフィルムだけで十分なのか」、さらには「100均のものでも大丈夫なのか」といった疑問は尽きません。特に今回は本体重量が増していることもあり、落下時のリスクも気になるところです。この記事では、そんな皆さんの不安を解消するために、Switch 2の実機特性を踏まえた保護の重要性や、失敗しない選び方、おすすめの種類について詳しく解説していきます。
- Switch 2の構造的な弱点と保護フィルムが必須である理由
- 元々の飛散防止フィルムと市販のガラスフィルムの違い
- 画面割れ修理のリスクとリセールバリューへの影響
- 失敗しない貼り付け手順とおすすめのフィルムタイプ
Switch2に保護フィルムは必要か?衝撃や傷のリスク
結論から言うと、Switch 2において保護フィルムは「あったほうがいい」レベルではなく、「絶対に必要」なアイテムです。画面が大きくなり、本体重量も増したことで、前世代機以上に物理的な破損リスクが高まっています。ここでは、なぜ裸のまま使うのが危険なのか、その構造的な理由を深掘りしていきましょう。
元々の飛散防止フィルムは剥がさずに重ね貼りを
まず誤解されがちなのが、「Switch 2には最初からフィルムが貼ってあるから大丈夫」という説です。確かに、Switch 2(および有機ELモデル)の画面表面には、工場出荷時から「飛散防止フィルム」が貼り付けられています。
しかし、このフィルムの役割はあくまで「画面が割れた時にガラス片が飛び散って怪我をするのを防ぐこと」であり、傷防止(スクラッチ耐性)を目的としたものではありません。素材は柔らかい樹脂製なので、硬いものが当たれば簡単に傷がつきますし、一度ついた傷は元に戻りません。
【絶対禁止】初期フィルムは剥がさないで!
この飛散防止フィルムは、ユーザーが剥がすことを想定していません。無理に剥がそうとすると画面自体を破損させる恐れがあり、メーカー保証の対象外になる可能性も高いです。
正解は、「初期フィルムの上から、サードパーティ製の保護ガラスを重ね貼りする」ことです。これなら、もし表面のガラスフィルムが傷ついても、数百円〜数千円で貼り替えるだけで済み、本体の画面はずっと新品同様の状態を保てます。
ドック挿入時の擦り傷防止にフィルムは必須
Switchシリーズ特有の悩みが、TVモードで遊ぶためにドックへ出し入れする際に生じる「ドック傷」です。Switch 2でもこの構造は健在ですが、画面サイズが大きくなった分、ドックとの隙間(クリアランス)は非常にタイトになっています。
ドックの内側は硬いプラスチックで作られています。ここに目に見えない砂埃や硬いゴミが付着していると、本体をスライドさせた瞬間にヤスリのように画面を擦ってしまいます。どれだけ丁寧に扱っていても、空気中の埃を完全に防ぐことは不可能です。
保護フィルムは「犠牲」になる盾
硬度9H以上のガラスフィルムを貼っておけば、ドックとの摩擦で傷つくのはフィルムだけです。本体のディスプレイを守るための「身代わり」として、ドックに入れる前(できれば開封直後)に貼っておくのがベストですよ。
有機EL版より重いSwitch2の落下破損リスク
Switch 2は、画面サイズが7.9インチに拡大したことに伴い、本体重量もJoy-Con装着時で約535gにまで増加しています。これは初代Switch(約398g)と比較して約135gも重くなっています。
物理の話になりますが、物が落下した時の衝撃エネルギーは「重さ」に比例します。つまり、同じ高さから落としたとしても、Switch 2の方が画面にかかる衝撃は圧倒的に大きいのです。
特に携帯モードで寝転がりながらプレイしていて顔に落としたり、子供が手から滑らせてしまったりするリスクを考えると、ただのプラスチックフィルム(PET素材)では心許ありません。衝撃を吸収し、万が一の時は自らが割れることで衝撃を逃がす「強化ガラスフィルム」の導入が強く推奨されます。
100均の保護フィルムはSwitch2におすすめ?
「とりあえず100均でいいや」と思う方もいるかもしれませんが、Switch 2に関してはあまりおすすめできません。理由は大きく2つあります。
| 比較項目 | 100均フィルム | メーカー製ガラスフィルム |
|---|---|---|
| サイズ適合 | 発売直後は専用品がなく、サイズが合わない可能性大 | 専用設計でセンサーや端までぴったり |
| コーティング | 指紋がつきやすく、滑りが悪いことが多い | 撥油コーティングで指紋が拭き取りやすく滑らか |
| 貼りやすさ | ガイド枠がなく、気泡が入りやすい | ガイド枠付きで誰でもズレずに貼れる |
特に、Switch 2の高精細な画面や120Hzのリフレッシュレートを活かすには、透過率が高く、タッチ感度を損なわない高品質な素材が必要です。数万円する本体を守るための「保険」と考えれば、1,000円〜2,000円程度の信頼できるメーカー製(NimasoやSpigen、HORIなど)を選ぶのが、結果的にコスパが良い選択になります。
画面割れの修理代とリセールバリューへの影響
もし保護フィルムを貼らずに画面を割ってしまった場合、その代償は小さくありません。現行の有機ELモデルでも修理費は15,000円以上かかりますが、部品コストが上がっているSwitch 2では、さらに高額になる可能性があります。
また、将来的に新しいゲーム機が出るタイミングでSwitch 2を売却しようと考えた時、画面の傷は査定額に大きく響きます。
リセールバリューを守る投資
画面に傷があるだけで、買取価格は数千円単位で下がります。逆に言えば、フィルムを貼って画面を無傷に保つことは、将来売る時の価値を高める「投資」でもあるんです。1,500円のフィルムで数千円の価値を守れるなら安いものですよね。
Switch2の保護フィルムが必要か迷う人へのおすすめ
必要性が分かったところで、次は「じゃあ具体的にどれを選べばいいの?」という疑問にお答えします。市場には様々な種類のフィルムが溢れていますが、自分のプレイスタイルに合ったものを選ぶことが、快適なゲームライフへの第一歩です。
強化ガラスとPETフィルムの違いと選び方
保護フィルムの素材は、大きく分けて「強化ガラス」と「PET(ペット/プラスチック)」の2種類があります。Switch 2におすすめなのは圧倒的に「強化ガラス」です。
- 強化ガラス(おすすめ):硬度9H以上で傷に強く、透明度が高い。触り心地も本体のガラスに近くてスムーズ。貼り付け時に気泡が抜けやすいのも特徴です。
- PETフィルム:薄くて安いですが、柔らかいのでフィルム自体がすぐ傷だらけになります。衝撃吸収能力も低いため、画面割れを防ぐ効果は期待できません。
迷ったら「ガラスフィルム」を選んでおけば間違いありません。特に「硬度9H」と書かれているものが標準的で安心です。
目に優しいブルーライトカット機能の必要性
お子様が使う場合や、就寝前に長時間プレイする習慣がある方には「ブルーライトカット」機能付きが気になるところですよね。
ブルーライトカットフィルムは、目の疲れや睡眠への影響を軽減してくれるメリットがあります。しかし、物理的に青色光をカットするため、画面全体が少し黄色っぽく(または紫っぽく)見えるというデメリットもあります。
「色味の変化は気にならないから、とにかく目を守りたい」という方には強くおすすめですが、グラフィックの美しさや正確な色表現を重視するクリエイター気質の方は、通常の「高透過タイプ」を選んだ方が満足度は高いでしょう。
反射防止と高透過タイプ、どっちが良い?
表面の加工にも「グレア(高透過)」と「アンチグレア(反射防止)」の2種類があります。
選び方の基準
- 高透過(グレア):透明度が高く、Switch 2の鮮やかな発色をそのまま楽しめる。黒が引き締まって見える。室内メインの人向け。
- 反射防止(アンチグレア):表面がサラサラしていて指紋がつきにくい。蛍光灯や太陽光の映り込みを防ぐ。屋外や明るい場所で遊ぶ人、指紋が気になる人向け。
アンチグレアは操作性が良くなる反面、画面が少し白っぽく滲んで見えることがあります。RPGやアドベンチャーで映像美を楽しみたいなら「高透過」、アクションやFPSで指の滑りを重視するなら「アンチグレア」という選び方がおすすめです。
ケース干渉しないサイズ選びのポイント
意外と盲点なのが、本体に装着する保護カバー(ケース)とフィルムの干渉問題です。画面の端ギリギリまで覆う「フルカバータイプ」のガラスフィルムを貼っていると、ケースの縁がフィルムを押し上げてしまい、空気が入って浮いてしまうことがあります。
もしTPUケースなどを併用する予定があるなら、商品説明に「ケース干渉なし」「一回り小さい設計」と書かれているものを選ぶか、同じメーカーでケースとフィルムを揃えるのが無難です。これにより、フィルムとケースが喧嘩することなく、完璧な防御体制を整えられます。
お風呂場で失敗しない保護フィルムの貼り方
どんなに良いフィルムを買っても、貼る時に埃(ホコリ)が入って気泡だらけになっては台無しです。そこで、私がいつも実践している「最強の貼り付け環境」をご紹介します。
それは「お風呂場」です。
- 入浴後の湿気が残っているお風呂場、またはシャワーで少し湯気を出した状態で作業します。湿気が空中の埃を床に落としてくれます。
- 手を石鹸でよく洗い、油分を落とします。
- 付属のアルコールシートとクロスで画面をピカピカにします。
- ここが最重要!付属の「ダストシール」で、画面全体をペタペタして目に見えない微細な埃を取り除きます。
- 「ガイド枠」があれば本体に装着し、ガラスフィルムをそっと置きます。真ん中を押せば勝手に吸着していきます。
全裸になる必要はありません(笑)
ただし、セーターやフリースなど繊維が舞いやすい服は避けた方が賢明です。この「お風呂場メソッド」を使えば、埃混入のリスクを劇的に減らせますよ。
結論:Switch2に保護フィルムは必要かへの回答
ここまで解説してきた通り、Switch 2における保護フィルムは単なるオプションではなく、「長く快適に遊ぶための必須装備」です。
大型化した画面、増した重量、ドックによる擦り傷リスク。これら全てから本体を守り、将来的な資産価値も維持できるなら、1,000円〜2,000円の投資は決して高くありません。特にガイド枠付きのガラスフィルム(2枚入り)を選んでおけば、貼り付けに失敗しても予備があるので安心です。
Switch 2を手に入れたら、電源を入れる前に、まずは保護フィルムを貼る。これが鉄則です。ぜひあなたにぴったりの1枚を見つけて、最高のゲーム体験を楽しんでくださいね。
